h.264 超低遅延エンコード技術 - Technology

h.264 超低遅延エンコード技術

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Byrevatron レバトロン

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レバトロンのコーデック“Vatroni”はイニシャルフレームの64ライン(走査線)分のデータが入力されてからエンコードを開始する『ラインエンコード』型の符号化処理メソッドを導入しています。

64ライン以降から符号化可能なので、初期符号化遅延は80μ秒となります。

一般的なエンコーダでは、イニシャルフレームの1コマ分がメモリ上に蓄積されるまで待たなければならないため、最低でも33ミリ秒の遅延が発生します。33ミリ秒=1/30秒=30コマ動画の1コマ分。

ソフトウェアエンコーダではCPUの演算力に依存する為、エンコードのみで1コマ分以上の遅延が発生します。また他社ハードコード型エンコーダはソフトウェアエンコーダよりは早いですが、それでも最低33ミリ秒の遅延は発生します。

ラインエンコードに必要な技術は激しい映像や殆ど動きの無い映像など極端な動画が入力されても、一定の演算速度で処理を行う技術が必要です。

一定速度での処理を可能にしたのが、レバトロンの人工知能をエンコーダに転用したメソッドであり、かつそれを高速化させたのが高速処理チップ設計技術となります。

パターン認識、検索エンジン、デシジョンツリーなど人工知能が強い分野での機能が動画符号化の効率化を計っています。